top of page

ネパール人の海外出稼ぎ残酷物語

ネパールは、観光以外にこれといった資源もなく、また流通網が貧弱な内陸国でもあり、これまで長年最貧国の一つに数えられてきた。

だが、近年のグローバル化により、ビザや労働許可証の不要なインド以外の国へも簡単に出稼ぎに行くことが出来るようになり、特に中流層以下の人々が多く出稼ぎに行くのが、マレーシアや湾岸諸国だ。

カタール・ドバイ・サウジアラビア等、オイルマネーで潤った国々へ、建設業や工員、運転手、コックやウエイター、ホテルマン、掃除夫、ハウスメイドとして出稼ぎに出る人々。

だが、そんな彼らを待ち受けているのは、過酷な労働環境だ。

マレーシアは労働環境は比較的良好だが、湾岸諸国の特に建設労働では労働環境は劣悪で、安全対策もおざなりで死亡事故も多く、また中には夢破れて海外で自殺するネパール人も多い。カトマンズのトリブヴァン国際空港では、湾岸諸国や諸外国から運ばれてきた遺体の入った棺を目にすることが、近年とても増えてきた。

火葬の火が絶えることのないパシュパティナートのガート(火葬場)

火葬の火が絶えることのないパシュパティナートのガート(火葬場)