ネパール最大のスラム(ジャディブティのスクンバシ)Part.1
旅客機の高度が下がり、トリブヴァン国際空港に着陸を始める頃、次第にカトマンズの街並みが上空か
らはっきりと見えてくるようになる。
滑走路の後端にあるコテショールのバス停からは、近距離で頭上を超えて大きな機体が着陸していく様子が見え、なかなか壮観だ。

マノハラ川にかかるアルニコハイウェイの橋の下にあるゴミ分別場
トリブヴァン空港のすぐ傍らには道を挟んでマノハラ川が流れ、対岸に広大なスクンバシが見えてくる。
ネパール最大のスラム「ジャディブティのスクンバシ」である。
アルニコハイウェイをカトマンズからバクタプル方面に向かうと、コテショールのバス停を超えてカーブを曲がった先の、橋を超えて左側にあるガソリンスタンド横から、ジャディブティのスクンバシへ降りる道があり、それを下ると先ほど渡ってきた橋の下に、ゴミ分別場がある。
ここがジャディブティのスクンバシの玄関口だ。
なぜ、こんな所にゴミを集積して分別する場所があるのか、それはスクンバシに住む人々の仕事と密接に関係している。