バトバテニ・スーパーマーケットに行こう!
ネパールのセレブに大人気の「バトバテニ・スーパーマーケット」
セレブでなくても、お洒落してバトバテニでカートを押せば、ほら、もう気分はすっかりセレブ♪
「わたくし、カトマダムざます♪」と澄ましたところで、買い物客同士の強烈な経済格差を見せつけられるのもバトバテニの凄いところ。車種により差はあるものの245%というとんでもない自動車輸入関税が掛けられているにも関わらず、ベンツなどの高級車で乗り付けて沢山の買い物をしているネパール人もいる。
気分はセレブどころか、買い物客同士の熾烈な火花がそこかしこで散っているのだ。
ネパールの中流層の増加の波に乗り、物凄い勢いで成長中。
いろんな所に支店がどんどん建っており、建物も実に立派だが、時々生まれて初めて見るエスカレーターにおっかなびっくりの、おのぼりさんもいて微笑ましい限りだ。
バトバテニの一番の見どころは、様々な国から輸入された膨大な種類の食料品である。
中東からヨーロッパ、アジア各国からと実にバリエーション豊かで、見ているだけでもとても興味く、時間が経つのを忘れるほどだ。ただ、時折掘り出し物もあるにはあるのだが、全体的に価格が高いので普段はあまり行かず、たまの贅沢で2週間に1度ほど通っていた。
日本のインスタント麺が懐かしくなれば、そこそこ味の近い韓国の辛ラーメンもここでは手に入るし、豆腐や味噌、醤油もあり、海苔や粉わさびまである、だがその粉わさびは業務用の2kgしか売っていない。
前・駐ネパール日本大使がTシャツと短パンでのんびりと個人で買い物している姿に遭遇したりとか、ネパール在住の日本人も重宝している人は多い。
ここに来れば、ネパールの上流、中流層の懐具合が手に取るようによく分かる。
カートいっぱいに、洗剤やらケロッグのシリアルやら日用品を大量に買いこんでいる、裕福なインド系のマルワリ商人。カートではなく買い物かごに、そこそこ品物が入っている中流層のおばちゃん。女子学生が制服のまま友人同士ではしゃぎながら、1つだけ小さなお菓子を手に持ってレジに並んでいるのも見る。
若いネパールの女子学生にとっても、ここは憧れでお洒落なスポットなのだ。
さぁ、あなたもお洒落して、バトバテニでレッツセレブショッピング!
Comments