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ヒッピーの夢の国だったネパール

ヒッピー文化全盛期に流行した、ゴダイゴのガンダーラという曲をご存知の方は多いだろう。

かって、インドのゴア・アフガニスタンのカーブル・ネパールのカトマンズは、ヒッピーの三大聖地として崇められていた。

カトマンズのダルバール・スクエアには、俗称ヒッピーテンプルと呼ばれる寺院もあったのだが、残念ながら先の震災で崩壊してしまった。カトマンズのヒッピー文化全盛期に、多くのヒッピー達がここで野宿同然に軒下で、寝泊まりしていたことが名前の由来である。

事実、1970年代半ばまではヒッピー達にとって、ネパールは夢の国であった。

何故ならガンジャ(大麻)チャラス(ハシシ)等が合法で、政府認可の店の下、堂々と売られていたからだ。

タメルからほど近い、ジョッチェンのフリークストリート。

今でこそ、お土産屋やゲストハウス、レストランが軒を連ねるが、実は元々ここにはそういった店が多かったのだ。

在りし日のジョッチェン・フリークストリート、ハシシやガンジャという文字が見て取れる。

(quoted from Wikipedia)

在りし日のジョッチェン・フリークストリート、ハシシやガンジャという文字が見て取れる。

プリン等の西洋スイーツがかなり昔からここで食べられるのも、その名残だろう。ガンジャに酔えば、甘いものが欲しくなる人も多いからだ。

ネパール国内で大麻が違法になってから、ネパールのヒッピー文化は影を潜めてしまったが、ヒッピーファッションとしてお土産屋の衣服デザイン等に、まだまだその文化は息づいている。今ではヒッピーファッションをしている白人や日本人も見かける事は少なくなったが、今は若い中国人、韓国人やタイ人がヒッピーファッションでタメルを歩いているのをよく目にする。

だが、違法になったとはいえ、未だにそういった麻薬類が比較的簡単に手に入るネパールは、それを求めてやってくる観光客も多い。

しかし、ネパールの真の魅力はもちろんそういったものではなく、見事なまでの自然と牧歌的な風景と、多様な文化と宗教、人、そしてゆるい雰囲気だろうと私は思う。

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